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護国神社

1月4日大分県護国神社に初詣に行ってきました。良い一年のスタートが切れそうです。その後、併設されている資料館にも立ち寄りました。その展示の中で大野郡清川村出身(現豊後大野市清川村)の西田高光中尉(23)の言葉がありました。彼は昭和20年5月、神雷部隊として鹿児島県鹿屋基地にいました。そこで海軍報道班として訪れた作家の山岡荘八の取材を受けます。その時、大分師範学校を出た西田中尉は教え子に最後の返事を書いていました。山岡は聞きにくい質問を矢次ぎ早に繰り出します。

「この戦いに日本は果たして勝ち抜けると本心から思っているのか」

「戦死してしまって日本が負けても悔いはないのか」

「特攻隊員たちは皆非常に明るいが、今日の心境になるまでどのような心の葛藤があったのか」

西田はペンを止め、「少々答えにくい質問ですね」と苦笑いをする。また、もはやすでに心の動揺期は克服していると答え最後に言いました。

「学鷲は一応インテリです。この戦争について疑問を持っている者もいるし、私もそうですが、そう簡単に勝てるなどとは思っていません。・・・しかし負けたとしてもそのあとはどうなるのです・・おわかりでしょう。われわれの生命は講和の条件にもその後の日本人の運命にもつながっていますよ。そう民族の誇りに

西田中尉のまなざしは教え子のまた教え子の教え子であろう今を生きるわたしたちにもきっと「負けるな」といってくれているのだろうと思いました。

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