子育て世代というのは若い親を想像する方も多いかもしれませんがこれはあくまで20代もしくは30代前半で子供を産んだ世帯の場合です。しかし氷河期世代はその名の通り多くの方が非正規雇用を経験し、結婚するライフステージが遅れている。また不妊治療などで子供を30代後半もしくは40代で生んだならそれは60代までのびるのです。これが何を意味するかというと彼らは子育てと親の介護と仕事、しかも共働きという過酷な人生の時期を経験しなければならないということです。ヤングケアラー(若年者による介護)という言葉の背景の一部にはこのような若年者に頼らざるを得ない社会的構造も潜んでいるのです。子ども食堂をただ支援するのではなく、子供食堂を作らざるを得ない社会構造を正すのが本来の政治のあり方です。同じように子育て世代、特に前述した氷河期世代の子育て世帯は時代的背景により晩婚化を余儀なくされ、ようやく結婚できても子育てのタイミングがずれこんでいる世帯がある。不妊治療の推進や一億総活躍社会はいいのですが、働くことで精一杯で、世代間格差とでもいう問題が生じている。親の面倒は見るのが当たり前という前提で上の世代からはなんでそんなことも出来ないんだ。というプレッシャーで声を上げることもできない。この問題は政治的に解決しなければなりません。そして本来は体への負担が少なく子育てと親の介護が重ならない20代で結婚が普通にできる社会を作っていくのが政治のあり方ではないでしょうか。
子育て世代の抱える問題について~氷河期世代を背景として


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